経営者が先々の相続で困らないため「はじめに考えておくこと」

ご相談に来られる会社経営者や個人事業主をされている方の多くから
まず最初にお聞きする正直な声です

そもそも普段から、経営のことで頭がいっぱい

・売上をどうやって上げるか⁈
・人や設備投資すればいいのはわかってるけど、資金やタイミングどうする⁈
・人さえ来てくれたら仕事はあるのに…
・教えてもなかなか覚えないし、覚えたと思ったら簡単にやめていく。
・取引先や金融機関、経営者会など人間関係や付き合い
・抱えてしまった在庫どうする?
・仕入れの高騰、賃金コストの問題、税金や社会保険料、手元のお金どうやって残す⁈
・公的なところからは、調査や審査や申告や、対応や書類作ったり
など、考えたり、やらないといけない事は山積みでキリがない。

「必死のパッチ」(一生懸命に、関西弁⁈)で頑張ってる!!なのに、

さらに『相続⁈』もう、勘弁してほしい。

でも親も高齢だし、ほかの家族はどう考えてるのか?
あとあと何か揉めたり、いらないお金払うのは嫌だし
そろそろちゃんと考えないと

とはいえ、自分のこと、会社や家のこと、誰に相談していいかもわからない
右腕左腕がいれば良いが、そんな人材もいない、どうする?

一人で考え、責任も重いハイリスク請負人、ある意味『おひとりさま』です

そんな経営者が、先で困らないため「はじめに考えておくこと」は

一人で乗り越えるのか?
それとも誰かに相談するのか?
また、自分にとってどんな相談相手が最適なのか?

を考えることです

そうすることで、自分の今後に準備すべき相続への方向性や対策が、しっかり見えてきて不安も大きくやわらぎ気持ちがすごく楽になると、ご相談者の方々からよくお聞きします

自分で調べる

相続は他人事ではなく自分事ですので、まず、「自分で調べること」は非常に大切なことです
意識をもって取り組む方とそうでない方とでは、最終的な場面での円満円滑に事が進むかどうか、言葉を恐れずに言うと、成功するか?失敗するか?に影響することもあります

今は空前の相続ブームと言って良いくらい、本屋さんに行けば「相続関連書籍コーナー」など、コーナーができるくらいですし、インターネットでは無数の情報があふれています

時間があれば、興味をもって調べて対策に取り組んで頂き、できるだけ費用を抑えてご自身の満足のいく相続を実現、一人で乗り越えていただけたらと思います

ただ、ご相談者の声では
「調べ方もネットや書籍などいっぱいあり過ぎて、余計に正解がわからない」
「調べれば調べるほど、素人だけでは解決できない」
「やる対策によって、士業も複数絡んだり、全部自分で探して打ち合わせしてとか無理です」
「本や専門家によって同じ対策でも、良いとする意見とダメ・真逆との意見などわからない」
「時間がもったいない、時間がかかりすぎて本業に支障が出る」
「範囲が広すぎで、どれが自分に必要な情報かわからない」
など、お聞きします

大半の方は、会社のことわからない家族や高齢の親に相談してももっと進まないし、時間がもったいない、難しいから「やっぱり専門家、士業の方に相談しよう」となる場合がどうしても多くなるようです

知り合いの士業に相談

では、もし「専門家や士業の方に相談する」として、皆さんはお知り合いにいらっしゃいますでしょうか?
一度、思いつく方に、皆さんの相続を相談するイメージしてみてください

ぜひ、頼んでみようという方がいらっしゃれば、できるだけ早めにご相談されることをお勧めします
早く対策を始めれば、その分活用できる対策も増えますし、効果も大きくなることが多いです

「知っているけど、相談するイメージない、頼めない」
というお悩みの方は、ご相談者にもいらっしゃって
・会社の税理士さんいるけど、会社の数字はいいけど個人資産まで見せたくない
・なんか士業というと、話すのに敷居が高い
・経営者会の中の良い士業いるけど、会社や個人のことプライドあって言えない
・司法書士の知り合いに前に相談したけど、税金のこと詳しくない
・同級生にいるけど、知りすぎてて恥ずかしい
・近所の士業だと、近すぎていやだ
・なんとなくだけど、士業の人に言っていいこと?悪い事?もわからない
・前に相続あったときに、これは税理士だ、これは司法書士だと言われて一から話すのが大変だった
・いい先生だけど、うちの相続の時に先生が生きてらしゃるか心配
・相続のことはわかってても、会社のことは全部理解してもらうの大変そう
など、お聞きします

もう少し踏み込んで、「なぜ、見せたくないのですか?」「なぜ、知りすぎてるといやですか?」「なぜ、近すぎるといやですか?」などお聞きすると、「ほかの方に知られるのでは?」というのと「気持ち的なもの」「自分以外の家族に途中で知られる」などです

まず、お伝えしたいのは、税理士や司法書士、ほか士業においても各法律で「守秘義務」があります

ざっくりとですが、「それぞれの業務で知りえたことは決して外部に漏らしてはならない」ということで、非常に厳しい罰則もありますので、「他人や、許可なくほかの家族に先に知られる」などはなく、安心してご相談できると思います

そのほかの「知っているけど、相談するイメージない、頼めない」理由については、乗り越えるのに少しコツが必要になってきます

例えば、税理士さんに相談すべきものか?司法書士さんに相談すべきなのか?不動産屋さんなのか?土地家屋調査士なのか?など、相談したい内容によって、解決できる専門家が異なり相談先が変わります

歯が痛いときには歯医者さんに行きますね、泌尿器科に行く方はいないと思います
相続においては、その専門分野がわかりにくく一般の方ではとても判断しにくいところです

たとえ専門家の方であっても、自分の専門以外はわからない場合も多く、もし知っていても職務上間違ったことを言えないので、専門以外の相談は受け付けられないということです
士業の方が悪いのではなく、あたり前でのことで、資格上法律上しょうがないのです

つまり、相続に関する相談については、問題ごとに各専門家に都度行う形が一般的です

ただ最近では、税理士法人や一般社団法人など税金のこと法律のことワンストップで対応します、というようなキャッチフレーズで活動をされているところもありますので、費用や実績、対応などバランスを見ながら、探されてみてもよいかもしれません

また、経営者の方や個人事業主の方の相続に関しては、一般とは異なり、会社と経営者、ご家族を一体として考えないと本当の意味での対策にはならないため、相続に対する知識はもちろん、経営や財務についてなど、「木を見て森を見ず」とならないように、全体を見てサポートいただける相談相手かどうか?も確認すべきポイントとなります
ぜひ挑戦していただければと思います

さて、とはいえ「全体を見てサポートできる士業の法人?やっぱり、敷居が高い」「もっと、気軽に話したい」「とりあえず、全くわからないから、とにかく私の事聞いて」「誰に相談したらいいかを、まず教えてほしい」「知り合いの士業や専門家がいない」という方も、いらっしゃると思います

近くの「相続コンサルタント」に話を聞きに行ってください

「相続コンサルタント」???↓↓↓
相続コンサルタントとは – 相続office ミライふくろう (miraifukurou.com)

士業ではない「相談者の声から生まれた専門家」に相談

そもそも普段から、
経営のことで頭がいっぱい「必死のパッチ」(一生懸命に、関西弁⁈)で頑張ってる会社経営者や個人事業主のご相談者様が、
なぜ「さらに相続の話は、勘弁してほしい」のか?
なぜ、一人で考え、責任の重いハイリスク請負人なのか?
なぜ相続において『おひとりさま』ならなければいけないのか?
をゆっくり、じっくりお話を伺い、一緒に問題解決に取り組みサポートさせていただいた結果、
『悩める経営者の相続「前」対策に特化』した「相続コンサルタント」という人間が職種必要であることを実感いたしました

「相続コンサルタント」は士業ではありません、だからまず「敷居も低く話しやすい」
会社経営や財務、相続に関する幅広い知識でご相談内容を整理し、お悩みに合わせて各専門家につなぎ、解決までのロードマップを描きます
そしてロードマップを進める過程では“相続を笑顔で迎えるための通訳”としての三つの役割を担いトータルでサポート致します
相続office ミライふくろう – 家族はいるけどおひとりさま 身近な人には言いにくい、士業は敷居が高くて 誰に相談したらよいのか悩んでいるそんな経営者のための相続前対策よろず相談所 (miraifukurou.com)

会社のことわからない家族や高齢の親、知ってる税理士さんに相談するのも、言っていいこと?悪い事?もわからないし、なにか近すぎて全ては話せない
うちにとって、どうするのが正解なの⁈「経営のことで精一杯、相続まで考える時間なんてない!!」という経営者が先で困らないための方法の一つとして、「気軽に相談できて、うちにとっての正解へ導いてくれる相手がほしい」にお応えできる存在であります

まとめ

経営者が先々の相続で困らないため「はじめに考えておくこと」は

一人で乗り越えるのか?
それとも誰かに相談するのか?
また、自分にとってどんな相談相手が最適なのか?
を考えること

それが、自分の今後に準備すべき相続への方向性や対策が
しっかり見えてきて不安も大きくやわらぎ気持ちがすごく楽になる

相続は他人事ではなく自分事という意識で、時間があれば興味をもって調べ対策に取り組み、費用を抑えて満足のいく相続を実現する、一人で乗り越えることができればいうことなし

ただ、自分一人だと時間がもったいない、難しいから「やっぱり専門家、士業の方に相談しよう」となる場合がどうしても多くなる

もし、頼んでみようという方がいれば、できるだけ早めに相談する
早く対策を始めれば、その分活用できる対策も増え、効果も大きくなることが多い

いろいろ考えても、「全体を見てサポートできる士業の法人?やっぱり、敷居が高い」「もっと、気軽に話したい」「とりあえず、全くわからないから、とにかく私の事聞いて」「誰に相談したらいいかを、まず教えてほしい」「知り合いの士業や専門家がいない」「経営のことで精一杯、相続まで考える時間なんてない!!」という経営者が先で困らないための方法の一つとして、「気軽に相談できて、うちにとっての正解へ導いてくれる相手がほしい」という場合は、『悩める経営者の相続「前」対策に特化』した「相続コンサルタント」に会いに行く

ここまで『経営者が先々の相続で困らないため「はじめに考えておくこと」』についてお話してきましたが、10人いれば10人の人生がるように、まさに相続は多くの人が絡み、ましてや経営者は会社の状況や景気、人材などいろいろな問題も絡みあり、ここで成功した対策だから、こちらのご相談者も同じパターンでなんて絶対にありません

正直、我々専門家でも一筋縄でいかないケースも多いです
ただ、やはり解決に向かう速度や解決度合いの高いご相談者は、相続は他人事ではなく自分事という意識が高く、早め早めのご準備対策を始められ、ご身内や関係者のご協力も得られやすいということです

「相続」というワードが気になられた時が、「相続」の対策を始める「適齢期」です
ぜひこの機会に

一人で乗り越えるのか?
それとも誰かに相談するのか?
また、自分にとってどんな相談相手が最適なのか?

を考えていただき、行動に移される方が増え
先々の相続で困る経営者の方がお一人でも少なくなることにつながれば幸いです


この記事を書いた人

吉政和彦

吉政和彦

大学卒業後、商社及び外資系金融機関に勤務。
2019年、会社経営者らに「会社や個人にトコトンお金を残す専門家」として、財務・税務・相続等のコンサルティングを行うa-office YOSHIMASAを開設。現在、ニーズの高まりを受け、相続コンサルティングに力を入れている。「相続の通訳」という立ち位置で、相続に強い士業など専門家と連携。相続税、遺産相続、実家の空き家対策など、相続全般に関する悩みや不安の解消をサポートしている。